このページは、2008 年 04 月 02 日に変更されました。

eDocs ホーム > BEA AquaLogic Data Services Platform 3.0/3.2 ドキュメント > ALDSP 3.2 新機能のドキュメント

ワーク マネージャの ALDSP との使用

このトピックでは、AquaLogic Data Services Platform (ALDSP) 3.2 におけるデータスペースの操作を優先するためにワーク マネージャの使用方法について説明します。

はじめに

WebLogic Server は、作業を優先し、管理者が定義したパラメータと実際の実行時のパフォーマンスおよびスループットに基づいてスレッドを割り当てます。ワーク マネージャを使用すると、スケジューリング ガイド ラインをコンフィグレーションし、1 つまたは複数のアプリケーションまたは特定のアプリケーション コンポーネントに関連付けます。これにより、アプリケーションは、その作業をどの順番で実行するかをコンフィグレーションすることができます。

ALDSP 3.2 を使用すると、データスペースに関連付けられる Work Manager を使用して、スケジューリング ガイドラインも指定できます。これにより、データスペースに割り当てる最小スレッド数または最大スレッド数をコンフィグレーションすることができます。リクエスト クラスを指定するには、Work Manager を定義することもできます。これにより、優先度の低い作業が最初に送信されている場合でも、その前に優先度の高い作業が行われる予定があることを確認することができます。

ワーク マネージャの作成およびコンフィグレーション 

WebLogic Server Administration Console を使用して、ALDSP データスペース プロジェクトのカスタム Work Manager を作成することができます。Work Manager の作成時、Work Manager に名前を割り当てる時に、以下のフォマットを使用する必要があります。

wm/dataspace_name-default-workmanager

dataspace_name は ALDSP データスペース プロジェクトの名前です。

関連付けられるデータスペース プロジェクトを作成する前に、カスタム Work Manager を作成し、コンフィグレーションすることをお勧めします。Work Manager を作成する前にデータスペース プロジェクトを作成すると、カスタム データスペースを Work Manager と関連付けるように WebLogic Server を再起動する必要があります。その後、必要に応じて、WebLogic Server Administration Console を使用して、Work Manager のパラメータを変更します。

WebLogic Server は、カスタム Work Manager が存在しない場合、グローバルなデフォルトの Work Manager を使用します。 

ワーク マネージャとその関連付けられる制約およびリクエストクラスを管理するために WebLogic Server Administration Console の使用の詳細について、「ワーク マネージャを使用したスケジューリング済み作業の最適化」を参照してください。

Work Manager 制約の共有

複数の ALDSP データスペース プロジェクトは、同じワーク マネージャを共有することはできません。ただし、同じ基底の制約を共有する 2 つまたは複数ワーク マネージャを作成することができます。2 つデータスペース プロジェクトを特定の JDBC 接続プールにアクセスする必要がある場合、たとえば、プールのサイズが超えないように JDBC 接続プールへの同時アクセスを防止する場合、Work Manager を共有する可能性があります。

この場合、Work Manager 制約を共有するには、以下の手順に従います。

  1.  JDBC 接続プールに関連付けられるグローバル最大スレッド数の制約を作成します。
  2.  最大スレッド数の制約に関連付けられる各データスペース プロジェクトに対して別の Work Manager を作成します。
  3.  データスペース プロジェクト を作成します。(または、データスペース プロジェクがすでに存在する場合、WebLogic Server を再起動します)。

関連項目

ガイド
2008 年 04 月 10 日に 11:47:00 に Confluence によって作成されたドキュメント